不動産売却豆知識
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- 公開日
- 2024/4/15
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- 最終更新日
- 2024/4/15
建蔽率・容積率とは?
お家を建てる際に重要となってくるもののひとつに建蔽率・容積率があります。建蔽率・容積率を簡潔に説明すると「この土地については、このサイズまでの建物なら建築してもいい」という指標です。
もし、建ぺい率や容積率の上限が何も決められていない場合、広大な平屋や高層の住宅など、みんなが好きなように建物を建て、都市計画や景観を無視した建物が乱立してしまうことになります。建ぺい率や容積率には、そんな滅茶苦茶な街並みが作られないように規制する、とても大切な役割を担っています。
では具体的に建蔽率・容積率について見ていきましょう。
①建蔽率:「敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合」のこと。
例として、建蔽率が50%と定められている地域において土地が300㎡の場合は150㎡まで建てることができます。150㎡に含まれるのは建物1階部分・車庫や物置(基礎があり、四方が壁で囲まれているもの)です。
②容積率:「敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する延床合計面積の割合」のこと。
例として:容積率が80%と定められている地域において土地が300㎡の場合は240㎡まで建てることができます。240㎡に含まれるのは建物延床合計面積・車庫や物置(基礎があり、四方が壁で囲まれているもの)です。
上記の建蔽率・容積率によって建てられる建物の大きさが変わってくるため、お家を建てたい方や増築を検討していらっしゃる方は建蔽率・容積率に注視してみてください!