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徒歩〇分は何メートルのこと?
不動産の広告を見ていると、「△駅まで徒歩〇分」と表示されているものを見かけます。歩くスピードは人それぞれですが、徒歩〇分と表示は何を根拠にしているのでしょうか。簡単に解説いたします!
例えば、最寄駅まで800m離れた物件があるとします。
幼児から10歳までの子供の歩くスピードは、時速1㎞~2㎞程度と言われていますので、24分~48分かかる計算となります。
また、一般の健康な成人の歩くスピードは、時速4㎞~6㎞程度と言われていますので、8分~12分かかる計算です。
なお、ウサイン・ボルトが現役の時は、100mを9秒58でしたので、1分16秒程度で到着してしまいます。(この場合は走っているので上記とは条件が違いますが…)
不動産広告にはたくさんの決まりごとがあります。これは、購入者に誤解を招かないよう、一定のルールを決めているものです。「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」では、「徒歩1分=80m」相当と計算する指定があるのです。
よって、最寄り駅まで800mの場合は、徒歩10分と表示しなければいけません。駅にとても近いという誤解を招かないようにしていますので、ウサイン・ボルトの基準で広告してしまうと広告違反になってしまいます。
こんなルールが沢山ありますので、今後もご紹介していきますね。
お読みいただき、ありがとうございました。