①住宅ローン残債の返済: 売却するにあたって住宅ローン残債を返済する必要がありますがこれは売却を考えたときすぐに残債の完済が必要ということではありません。
実際には買主さんから売買代金を頂く際に売買代金からローン残債の完済に使用されます。そのため売買代金から住宅ローン残債、売却に要する諸費用を差し引いた金額が売主さんのお手元に残る金額です。
②銀行や金融機関との連絡: 売却を検討する前に、住宅ローンを借りた銀行や金融機関に連絡して、残債の精算方法や手続きについて確認することが重要です。
一部の金融機関は、住宅ローンの繰り上げ返済に対して手数料を請求する場合があるため確認が必要です。
③ 売り出し金額の調整: 売却を検討する際には、①でご説明した通り住宅ローン残債の完済を行うため、売り出し金額の調整が必要となります。
この調整をきちんと行わないと売主さんはお家を売るのにお金を手出ししていただく必要があるため用注意です‼
まず残債額をベースに仲介手数料や住宅ローン一括返済手数料等の費用を加算した金額が売り出し金額の最低ラインとなります。
さらにこの金額に対して、引っ越し費用やお手元に残したい金額を加算して理想の売り出し金額の完成です！

これらのことを踏まえて、売り出し金額を確定させますがお手元に残したい金額があまりに大きいと市場で取引されている金額と離れてしまうため注意が必要です‼